彌永 ゆり子 – IYANAGA Yuriko
1991年 神奈川県生、以降京都で過ごす
2010年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 美術工芸科 陶芸専攻 卒
2016年 京都市立芸術大学 美術学部 美術科 油画専攻 卒
2018年 京都市立芸術大学 修士課程 美術研究科 油画専攻 修了
-個展
2016年7月 Entity-Painting @ 京都東山 KUNST ARZT [LINK]
2017年10月 イメージズオアペインティングス @ 京都東山 KUNST ARZT [LINK]
2018年3~4月 “where are you?where am i,” @ 名古屋 YEBISU ART LABO [LINK]
2018年5~6月 ‘digital paintings’ @ 京都銀閣寺前 ギャラリー揺 [LINK]
2021年3月 IMG://shape/weightless/ @ 京都東山 KUNST ARZT [LINK]
-主なグループ展
2017年12月 VvK20「ウォーホル美術 / Warhol Art」 @ 京都東山 KUNST ARZT
2018年2月 京都市立芸術大学作品展 @ 京都市立芸術大学
2018年6月 嵯峨美術大学油画研究室展「思考する視線 2018」 @ 京都寺町 MEISEI
2019年1~2月 Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展― @ 京都文化博物館
2019年11月 むこう大宮オープンスタジオ @ STUDIO渋オーミヤ
-受賞歴
2019年1月 「not here but here(lf#5)」2019 / Kyoto Art for Tomorrow 2019 ―京都府新鋭選抜展― 読売新聞社賞受賞
わたしにとって、コンピューターで描くということは幼少の頃から描画手段のひとつだった。
暇があればパソコンで絵を描いたり、ドット絵のアイコンを作ったり、ホームページをつくったり、子供の頃はそんなことがすごく面白かった。
なぜ、あんなにも夢中になれたのか。
今ではスマートフォンも普及して、デジタル機器はより身近になっている。
iPadがあれば、アナログの手段で描いたようなリアルな質感の絵を描くこともできる。
でもそこに、今の私はあまり魅力を感じていない。今でもやっぱり、解像度の低さ、チープさにときめくし、その質感で描いていきたいと思っている。
現在、パソコンで描いた絵を作品として扱うにあたって、どうするのが一番いいのかを探り続けている。
最初はモニターにハリボテの額縁で額装するところから始めたが、最近は基板むき出しの状態で見せたり、百均や雑貨店などでチープなものを買い集めてきては
コラージュのように画面と組み合わせたりして作品にしている。
チープなものは、デジタルで描いた絵とけっこう親和性があるように感じている。
いい意味で軽やかで安っぽく、魅力的であるようなもの。
自分がデジタルに感じている魅力を凝縮したみたいなもの。
そういうものを作っていきたい。 (2020.2)
シッタカブリアンの午睡 2017年11月 ナミキキヨタカさん「彌永ゆり子」展評 [LINK]
artscape 2017年12月1日号 小吹隆文さん「彌永ゆり子」展評 [LINK]
京都新聞 2017年10月28日 小吹隆文さん「彌永ゆり子」展評 [IMG]
読売新聞 2019年1月24日 「京の新鋭 選抜アート 文化博」 [IMG]
京都新聞 2021年3月13日 小吹隆文さん「彌永ゆり子」展評 [IMG]
シッタカブリアンの午睡 2021年3月 ナミキキヨタカさん「彌永ゆり子」展評 [LINK]
Artspace ごろごろ(Facebookページ) 2021年3月「彌永ゆり子」展評 [LINK]